仕事でブランクを抱えている方が再就職を目指す際に直面する問題に、年齢によって応募可能な求人が変化するということが挙げられます。一般的には若い人ほど採用されやすいと言われており、年齢が上がりすぎると再就職が困難になる可能性が増します。その他には、社会復帰を目指す本人の精神面が問題となるケースもあります。「上手く仕事ができるだろうか」という不安に悩まされ、再就職への一歩を踏み出せない方も少なくないようです。

では、このようなことと向き合うためには、どうしたら良いのでしょうか？1つ目の問題点である年齢面については、20代半ば以上の年齢の方が再就職を目指す時には、仕事をしていない期間をどう過ごすかが重要になってきます。再就職に有利な資格を取ったり、新聞を読んで最新の知識を仕入れたり、パソコンのスキルアップを目指したりと、できることは多数あるので、自分に必要なものは何かを考えてチャレンジしてみましょう。

2つ目の問題点である精神面については、休職中にボランティア活動をしたり、単発や短期のバイトをしてみたりと、自分に自信をつけることをおすすめします。できることから1つずつ、焦らずにやっていきましょう。そうやって社会と接点を持てば、フルタイムの仕事にも臆することがなくなるでしょう。

そして最後に、私がおすすめしたい職種についてご紹介します。それは、介護の仕事です。介護業界では人材不足が問題になっているので、ブランクがあっても採用される可能性は高いからです。仕事内容によっては資格がなくてもできるものもあるので、ぜひ視野に入れてみてはどうでしょう？また、家から出ずに働ける在宅ワークも良いかもしれません。PCや必要な道具を揃えれば、すぐにでも働けるところ数多くあります。再就職を目指す最初の一歩として、まずは無理のない仕事を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。